アトピーの話① 

2019年の1 月から、腕の一部が痒くなり、ぶつぶつができて、
それが全身に広がっていくという症状で苦しみましました。
カナダで3人の医者に診てもらいましたが、
全ての医者から”重度のアトピー(Eczema)”という診断を受けました。

毎日、自分の皮膚がボロボロになっていくのと、
体の内側からわきおこってくるむずむずとした痒みがまたストレスになり
これがずっと続くのかと絶望的にもなりましたが、
2020年10月より今現在まで、ほぼ症状は治まっている状態にまで治ったので、
このブログをかりて、治療と経過を記録しておきたいと思います。

とりあえず、どんな状態だったか、という写真を載せておきます。
アトピーの症状がでている腕の写真ですが、
重度と判断されるくらいの状態なので、
見たくないかたは、ここからスクロールしないでくださいね。

 

 



 

 

 

一応、小さく載せておきます。左腕内側の写真です。
クリックするとどういう感じかもう少し大きな写真で見られると思います。


2019年3月の写真ですが、
顔、手、足以外、
全身、洋服に隠れているところが
このような赤いぶつぶつとそれを掻き壊した状態になっておりました。

 

現在2020年11月の同じ左腕内側の状態は、

写真の美肌加工等はしていません。
少し色素沈着がのこりましたが、治っています(^^)!

 

治療の経過を時間順で追っていきたいと思いますが、
私が行った主な治療と対策は

 

✅ アトピー発生原因(アレルゲン)となるものを突き止め、対策をとる

✅ 現在出ている炎症を薬(飲み薬、外用薬)で消して、古い炎症の上にさらに新しい炎症が増えていかないようにする

✅ 抗ヒスタミン薬で痒みを抑えて皮膚を掻き壊さないようにする

✅ 皮膚内部の炎症反応を抑えるための注射(dupixent)

✅ 予防(汗を流す、皮膚を清潔に保ち保湿する、それでも症状がではじめたらすぐに消す)

 

これらをすべて平行して進めていきましたが、
私に最も効果のあったのは、注射のdupixentです。
これは、まだ新しい治療法で、日本でもやっと認可されたようですね。
日本でも海外でもこれから使用される方が増えていくと思いますので、
あくまで個人の記録ですが、何かの参考になれれば、と思います。

もともと、幼少時からアトピー体質を持っていたんですが、
症状はそうひどくなく、パッとみためにはわからない程度で、
たまに肘の内側がじくじくするくらいだったんです。

大人になってからは、花粉症の季節や何かのストレスで
肌が痒くなったり、局部的に少し症状がでたりしましたが、
その都度ステロイド薬をぬって、治ったらやめて、の繰り返しでした。

そのアトピー症状が目に見えてひどくなったのが、
数年前に仲の良い友人が病気で弱っていくときでした。
その時の症状は冬にでて、夏場には徐々に治っていました。

そして、去年の冬2019年1月に再び
このアトピー症状が一夜にして発症し、
今までにないほどの勢いで全身に広がっていったのでした。
これも、突然に心理ストレスがかかったことが引き金となったものでした。

次回は、そこからdupixent注射にたどり着くまでの経緯を書くことにしますね。

 

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