お肉をパーフェクトに仕上げてくれる魔法の調理機器

前回、鶏胸肉の下処理と調理の仕方について、
今現在のわたしの知っている最良の方法についてまとめました

しかしお肉の調理ってほんと難しいですよね。
生煮えになるとダメだし、かといって火を通しすぎると硬くなってしまう。。。

脂肪分の少ない鶏胸肉は煮込み料理に向いていないことを前回書きましたが、
いくら脂身の多いお肉を使っても、
間違った方法で煮込むと、パサパサしてしまうのって知っていました?

私は、煮込み料理を作るときには
時短のために圧力鍋を使うことも多いのですが
圧力鍋って、
食材をやわらかくとろとろに仕上げてくれるけれど、
お肉に関しては私は仕上がりにあまり満足してないのですよね。
なぜかというと、
肉に含まれる水分とうまみがどんどん外に漏れていってしまうんですよ。
圧力鍋でがんがん圧力をかけて長く煮込めば
お肉も柔らかくなるだろうと思っていたら
大間違いで
そうすることで細胞組織がずたぼろになり、水分がぬけ
パサパサで調味料の味しか残っていないお肉が出来上がってしまうのです。
(圧力鍋に向いている牛筋などのコラーゲンの塊のようなものは別)

もちろん圧力鍋を使用しても
調理時間を調整して美味しく仕上げることは可能なんですが、
面倒くさがりやさんには

(@gudetama_sanrio)


ですよね。

そこで
このブログでもちょこちょこ出てきていますが
大同電鍋
というとても優れものの調理器具の出番なのです。

1960年に台湾で販売されたこのレトロな電気釜、
いまや台湾家庭には一家に一台は必ずあり毎日のお料理に使われています。
(北米でも、台湾人家庭におじゃますると、絶対ありますよ~!)
それというのも、これ一台でご飯も炊けますし、
何でも蒸せますし、煮込み料理もスイッチポンの後は放置してOK!
料理って色々なことを同時進行しますから、
マルチタスキングが苦手で不器用な私には
この大同電鍋、本当に重宝しているのです。

色んな使い方があると思いますが、私は普段は
煮物やスープ、蒸し野菜、まれに新鮮な魚が手に入ったときは蒸し魚などを作ります。

(ビーツのスープを煮込み終わったところ)


(ビーツスープをボルシチ風に)


(アイリッシュビーフスープ)



(茶葉蛋 中華風煮卵)


(とうもろこしは茹でるのではなく蒸す!)


ちょっと上の饅頭、あんな風に積み上げるとなんだか漫画とかアニメの世界で
ちょっとかわゆいですね。
気になる方、レシピはこちらです。



それでそれで、お肉なんですが、
今回は豚スペアリブを

①塩胡椒して大同電鍋で蒸した後

②表面を焼いて

③ソースに絡める

(今回のソースは、にんにくとクミンとガラムマサラを油でいためた後、
砂糖、醤油、みりんと水をいれ、片栗粉でとろみをつけました。)

という方法で作ってみました。

出来上がりはこんな

切るとこーんな。

わかるかな?写真じゃわからないかな?
軟骨も切れるくらい柔らかくなっています。
そして、大同電鍋で水分を与えながら蒸したことによって
お肉が乾燥せず、弾力を残しながら絶妙な柔らかさで仕上がっています!
これが大同電鍋の力。
電鍋に調味料とお肉ををいれてそのまま蒸して完成でもOKなのですよ。
豚スペアリブの豆鼓(トウチ)蒸しなどはそれで完璧。

でも今回は、蒸した後に表面を焼いくことで
香ばしさを加え、
表面の食感と中まで噛んだときの食感の違いを出したかったので、
このように少し手間をかけました。

次回は、逆に最初にお肉の表面を焼いてから
大同電鍋で蒸してみようと思います。
表面を先に焼くことで旨みが漏出するのを極力防ごうという試みです。
またここでレポートさせてもらいますね。

大同電鍋に興味をもたれた方、
電鍋の詳細はどうぞこちら↓を参照してください。
紹介ページ
http://top.tsite.jp/lifestyle/table/i/28419394/?sc_cid=tcore_a99_n_adot_share_fb_28419394
大同電鍋愛好会Facebookページ
https://www.facebook.com/groups/550257328436570/

皆さんのアイデアがたくさん詰まったとてもよいコミュニティページです。

北米でも中華系のモールで気軽に手に入れることが出来ますし、
カナダでしたらこちら↓アマゾンからも購入することができるようです。

台湾ではこんなのも!ぐでたまにキティもあるようです。

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