シンプルかつ奥深い紹興酒入り/ご飯が進む上海風 番茄炒蛋の二本立て

前回ご紹介したトマトと卵の中華炒め、番茄炒蛋って
ほんとに家庭によってさまざまなアレンジがあるんですね。

私は色々とやってみた結果、砂糖と塩のみに落ち着いたんですが、
ここにきてまた他のバージョンを試してみたくなってきて
色々作ってみましたよ!

今回は、友人とブログ仲間に教えてもらったレシピのつくレポをまとめました。

*どちらも基本は卵を先に半熟にして取り出してからトマトを炒める方法で作りました。

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シンプルでも奥深い紹興酒入り 番茄炒蛋 

     三幸貿易 伊藤謙さん伝授

伊藤さんは世界各国の美味しいものを求めて各地を飛び回り、
食に関する講演会をされるなど
国際的にご活躍されている食品貿易のプロ、食の専門家です。
いつも各国を飛び回って舌の修行をされているので
その経験値は数値化してしまうとスカウターが壊れるほどです。
たぶん53万くらいです。
伊藤さんの手がけた輸入食品はこちらからも購入できます。

そんな伊藤さんから教わった番茄炒蛋は
基本は私の作り方と同じなのですが、
味の素の代わりに紹興酒を入れます。
紹興酒はグルタミン酸を多く含んでいるので、
味の素と似たうまみ効果が期待できるということなのかな?

トマトを炒めた後、紹興酒を入れ強火でアルコール分を飛ばしたあと
砂糖、塩で味付けという手順です。

これは!

まろやかな紹興酒のうまみがとろとろの卵を包んでいて
食べたあとに深い余韻が残ります。
しかしこの紹興酒なんですが、料理用の紹興酒ではなくて、
そのまま飲んで美味しい本物の紹興酒を使うことを強くお勧めします。

料理用のとか日本でよく売られている紹興酒は風味があまりないくせに、味に角があるでしょう?
そういうのではだめです。
もし美味しい紹興酒がないのであれば、出直しましょう。

(私は料理用のと本物のと2回試しましたが、やはり味わいが全く違いました。)

安いものですと酒の癖がそのまま卵についてしまいます。
またアルコール分はしっかり飛ばしてくださいね。お酒くさくなってしまいますから。

美味しい紹興酒が手に入ったら、
味わい深い大人の番茄炒蛋ぜひ、試してみてください。


 

上海の家庭の味 ご飯が進む紅焼汁入り 番茄炒蛋

                      ultramomさん伝授

ultramomさんは、中国上海での在住暦があり現在カナダに在住、
動物を愛し動物から愛される、私とも共通点の多いブログ仲間です。
豊かな人生経験に裏打ちされた言葉、を

ジャーマンシェパードのタロー君が軽快に綴っています。

ええ、わんこです。

ネグレクト犬だったあすなろタローくんがultramomさんに引き取られてからの成長日記は
毎日こちらのブログで更新されています。
大変読み応えのあるブログですので、ぜひ。

さて、話をトマトと卵に戻します。
私も上海にいたのですが、地方出身者の料理人が社食を任されていましたし、
いつも一緒にいた子達も皆田舎からでてきた子だったので
上海バージョンの番茄炒蛋は食べたことが無かったんですね。

(レストランでは頼みませんしね。)

ultramomさんによると、
最後の仕上げに紅焼汁をまわしかけるのが上海風。

しかしその紅焼汁が手元に無かったので、自分で作りました。

作り方→
フライパンに油を入れ少量の八角、花椒、回香を入れて熱し油に風味をうつす。香辛料を取り出し、葱、にんにく、生姜、をいれ香りを出し、砂糖、紹興酒、塩、醤油をいれとろりとするまで煮込んだものがこれ。このままだと濃すぎるので少し水で薄めて。


作りましたよ!

砂糖・塩の分量は心もち控えめにして、味の素はいれずに最後に紅焼汁を回しいれ汁大目のとろとろに仕上げました。
ご飯が絶対に欲しくなると思ったので、これはご飯に乗せていただきました。

うんこれ、上海の味!ですね。
甘辛のタレにトマトの酸味がよくあいますよ~!!!
とろとろ卵がすべてのうまみと融合されていてご飯が進みます。

→おまけ

台湾風 ケチャップ入り子供に大人気 番茄炒蛋

これまた基本は同じですが
最後にケチャップと片栗粉でといた水でとろみをつけて仕上げます。

葱よりもパクチーのほうが合うと思ったので、香菜を散らしました。

こどもってやはりケチャップ味が好きなんですね、
台湾でたべた番茄炒蛋と同じ味、こどもにはいちばん人気でした!

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