我慢の子

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先日、旅の疲れに胃腸風邪が重なり、
私がまず高熱で倒れ、続いて4才息子がすごい勢いで嘔吐しだした。
もうこれ以上何も吐くものが無いとことまでくると、
「休みたい」というので、2階にあるベッドまで運び
私も添い寝をした。

少しして7才娘が、「少しおなかがいたい」といい出したので
付き添ってあげたかったのだが、
息子の菌が移ることが心配だったのと、
そこまで深刻な様子でもなかったので、
別の部屋で休んでいるようにいった。

娘は、「そうだよね」といいながら
ひとりで一階のリビングへ降りていった。

しばらくして息子が眠りにつき
とりあえずのところ吐く心配がなさそうだったので、
いそいで娘の様子を見に行った。

なんの物音も気配もしないので、
眠ったのだろう、
と思いながら階段をおりてゆくと
案の定、娘はソファの上で小さい体を丸めて横になっていた。

「ああ、やっぱり疲れて寝たのだな」

近づいてみてみると
あぁなんと娘は目に涙をためて、静かに泣いているのだった。

「どうした?痛い?」

「痛くて寂しかった。弟くんが吐いているし、

うつっちゃいけないけど、(ここにいるのは)寂しかった。」

しゃべりながら、我慢していた涙がはらはらと流れ落ちる。
娘のおなかを擦りながら話を聞いていた私は、
申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

この子は、我慢強い子だな。

反抗期でいつも口癖のように出てくる、
「Not Fair!!」
という言葉は、こういうときは出てこない。
弟がいま大変な状況で、
自分よりも優先しないといけないと思ったら、、
そのために娘は我慢をする。

娘が4才のときも、こんなことがあった。
私が息子を寝かしつけていると、いつのまにか私まで寝てしまい、
はっと起きると枕元に娘からの手紙がおいてあった。

(ままだいすき まいにちまいにちだいすき てゆうよ だいすき まま おやすみ♡ ままだいすきよ)

この子を本当に愛おしくおもい、
背中を擦り、繰り返し髪を撫でた。

この子は、
世の中不公平って
思わないかな、
我慢の限界を超えたときに、どうなってしまうのかな。
少し心配になると同時に、
私は、先日夫が語っていた、『不公平』感についての言葉を思い出していた。
わたしはいったいどうしたら良かったのだろうか。
続く→こちら

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