8歳児と5歳児の海の図鑑

アメリカは皆既日食で盛り上がっていましたね~。
トロント近郊では、昨日午後2時半にマックスを迎えました。
お日様はわたしのほぼ真上75%隠れていたはずですが、
25%の太陽でもすごい威力なんですね。ほんのすこーしだけ暗くなった気がしますが、
サングラス二つ重ねてみた程度じゃ、日食の様子って眩しすぎて見られないですね。

さぁさぁ夏休みももう少しでおしまい。今日も涼しい風が吹いています。
カナダの学校では夏休みの宿題、とか自由研究などないので、子供たちはここぞとばかりに遊びます。
しかしさすがに外遊びばかりでは疲れるので、家の中での静かな遊びも必要ですよね。

夏、私も子供たちが楽しめそうなインサイドアクティビティをいくつかやってみましたが、
今日はこれを紹介します。

海の図鑑から抜け出してきた海の生き物達

8歳児の描いたただの絵なんですが、
いつものお絵かきとは少し違います。これは課題を与えて描かせたものです。
海の図鑑を持ってきて、その中で自分の好きなものの絵をかいてみようか、
蛸でも魚でも、なんでもいくつでもいいから特徴をよくみて描いてみよう、という指示をだしました。

描き終わったら、なんという名前の生き物なのか教えてもらいました。
カメ、とくらげは自分で適当に描いたものですが、それ以外のいきもの、
ヤマブキベラとかマヒトデとかは図鑑を見ながら描いたので、
正式名称も覚えて、教えてくれました。

何を狙ったかというと、
生き物ひとつひとつの個性に目をむけるということ。
普段、絵を描くときは、ただの名前のない魚、

こんなのを描いているわけです。
でも、実際に魚にはいろんな種類があるし、それぞれに名前があり特徴がある。
そういうことにきちんと目をむけて興味をもってもらいたいと思ったからです。

わたしの好きなさかなクンの描く絵は魚達への愛にあふれています。
さかなくんって、
くにますが絶滅していなかったことを発見した偉大なひとなんですが、
その経緯が面白いのです。

もともと絶滅したとされるクニマスという魚のイラストを描いてほしいという
依頼をうけたさかなクン。
ホルマリン標本では絵が描けないので
クニマスによく似たヒメマスという魚を取り寄せてもらったわけです。
で、そのヒメマスをよーくみながら
イラストを描こうとしたわけですが、
その中の一尾がほんの少しだけ他のヒメマスと違った特徴があったようなんですね。
それが実は
絶滅したと思われていたクニマスだったらしいです。

さかなクンが一匹一匹を丁寧に観察し、
その違いに目をむけたからこそこの発見に至ったわけですよね~。


息子の描いた海の世界

5才息子も描いてみました。
ふだん、こんな絵ばかり描いている息子。
これも可愛いんですが♡

こうなりました。ジンジャーブレッドマンが海に落ちたという絵だそうです。
ほんの少し海の生物多様性が見えました(笑)

EPSON MFP image

最近ようやく絵を描き始めた5才息子も図鑑とにらめっこしながら、
まま、これはどれくらいの大きさ?何をたべるの?
など普段聞いてこないような質問をなげかけてきました。
8歳娘はシュノーケリングをしたことがあるので、
あ、これ見たことある、などと楽しんで描いていました。

普段と違った視点を鍛えるいい試みだったと思います。これは継続してやっていこうと思いました。
ほんとは生きている、目の前にあるものを観察して描くのがもっといいと思うので、
海の生き物だけじゃなくて、犬などの動物や植物でもいいな、と思っています。

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