ちょっとだけ

以前の記事我慢の子で、 病気の息子を優先して看病し、娘を後回しにせざるをえなかった話を書きましたが、 今晩のよみきかせで、これを読んで、と娘がもってきたのはこの本でした。 『ちょっとだけ』 瀧村 有子/鈴木 永子 弟ができてお姉さんになったなっちゃんが、 忙しいお母さんに迷惑をかけないように 色々なことをちょっとだけ我慢をしながら ひとりでできるように頑張って ”おねえさん”になろうとしていくお話です。 最近よんでいなかったので、 しかも前回の件もあり、色々考えながら読みました。 そして実はこの読み聞かせの後に、こんなことがあったのです。…

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ペット ~~風をあつめて

うちの子供達は小さいころから生き物が好きなようです。 娘は4,5才の頃からバッタ、アリ、ハエなどの昆虫を手なずけていましたし、 テレビもディスカバリーチャンネルの弱肉強食の動物社会を見ながら 姉弟抱き合って、”弱い”動物側の応援をしていました。 実際は、”弱い””強い”に関係なく動物全般が好きなようですが。 そんな子供たちですが、 (とくに娘が)ことあるごとにペットを飼いたい、ペットを飼いたい、 と哀願してくるので、そのたびに、 「うちには(コンポスト用の)みみずがいるじゃない?」 「あ~そうか」 「なめくじのサリーを飼ったじゃない?」 「あ~そうだよね」 などと、なんとか逃げ切っていました。 しかし、最近はそう易々と納得しないので、…

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我慢の子

先日、旅の疲れに胃腸風邪が重なり、 私がまず高熱で倒れ、続いて4才息子がすごい勢いで嘔吐しだした。 もうこれ以上何も吐くものが無いとことまでくると、 「休みたい」というので、2階にあるベッドまで運び 私も添い寝をした。 少しして7才娘が、「少しおなかがいたい」といい出したので 付き添ってあげたかったのだが、 息子の菌が移ることが心配だったのと、 そこまで深刻な様子でもなかったので、 別の部屋で休んでいるようにいった。 娘は、「そうだよね」といいながら ひとりで一階のリビングへ降りていった。 しばらくして息子が眠りにつき とりあえずのところ吐く心配がなさそうだったので、…

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袖振り合うも

よく拝見しているブログに、学校関係やママ友との付き合いのことが書かれていました。 日本にいると、付き合いで飲み、付き合いでランチ、 属する社会でうまくやっていくためには、そういうのが必須、 みたいになっていて大変ですよね。 カナダでは、その点、少し楽だな~、と思います。 カナダの学校で一番よいのは、 ■親同士の面倒くさい付き合いが少ない ■子供の手作りバッグとか名前つけとかそういう(不器用な私にとって)面倒な作業をやらなくてよい もうこの二点だけでね、カナダ移民してよかったと思います。 お子さんのいる方で、 家庭科の授業でエプロンやらスカートやら、 自分で作り終えられたためしがないよ~、 (↑わたし)という人は、カナダ移民、ぜひ検討してみてください。 さてさて、話を元にもどして、…

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雨氷のある景色

雪が一度溶けかけて夜のうちにまた冷え込むと、一晩で世界が凍りつき、この世はクリスタルに一変します。 オンタリオの田舎、アリストンでは昨日、今日とsnow day。 (冬の日に雪などでバスを運転するのに支障がでる交通事情の場合、学校に行かなくていい日です) 実際のところ、雪、が問題なのではなく、凍結した路面が滑って怖いんですよね。 今日はタイヤの足元凍った地面にバスタオルを敷いて発車させるという技を初めてみました。 校庭はスケートリンクと化していました。 大きな石が氷に覆われていました。 今日は残念ながら曇りで、いい写真が撮れなかったのですが、 去年の雨氷の写真があるので載せてみようと思います。 (樹氷、というのかと思ったのですが、正確には雨氷という呼び方のようです) 陽の光に照らされて、キラキラと綺麗です。 夜はさらに神秘的です。 しかしまだ1月かー、寒さはもう嫌だ。…

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それでもまた母になりたい

子らを学校に送っていった帰りに友人に出くわした。 つるつるとおぼつかない足元の中、話すのもなんだったので うちに誘ってみたら、待ってましたとばかりに彼女は車に乗り込み一緒に我が家に向かった。 車の中でも、とにかくしゃべる。 わたしは、とにかく聞く。 友人はうちの夫の女版みたいな性格なので、 私とはまるで違うのだが、何故か 時間ができると学校の送り迎えの帰りに我が家にふらりと寄っては、 台湾烏龍茶を飲みながら2時間ほどしゃべり倒して、帰っていく。 彼女は大変な努力家で どんな困難でも自分の力で乗り越えてきたし、 そうしなければならないという信条の持ち主で、 そのためにいつも相当なストレスを抱えている。 私の「なるようにしかならないさ精神」を…

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反逆の7才娘

吾子の歯が生え初むったのだのなんだのと 喜んでいたのは遠い昔のいつの日か。 先週前歯が一本抜けて山姥のやうなので、 慎むようにいっているのですが、 その歯抜けの口を開けば 「パパ、くさいし。 筋肉とかカッチカチなのキモチ悪い。」 「ママだってやってないじゃん。」 「え?しってる。」 ここここんな言葉がでてきます。 んんん?っれぇ?聞き間違いかな??? うちにはそんな女子高生はいないはず。 サンタやtooth fairyのことを考えて夜も眠れなくなるような…

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無事新しい年を迎えることができました

新年あけましておめでとうございます。 カナダのいなかにいると、花火も上がりませんし、 除夜の鐘もないですし、 正直いって新年の雰囲気は全くありませんよね~。 クリスマスの余韻がだらだら続いている、という感じで。 これらもまだ腹に残っている気がします。 うちでは、クリスマスの煌びやかさも棄てがたいので、 赤白クリスマスの飾りを残しながら、 紅白お正月飾りを出しました。 さらに、平時から玄関をにらみつけている厄除けの彼↓が いるので、なんでもありの日本人だなあ、と自分でも思います。 昔、アルバイトで巫女をやっていたんですが、 売店でお守りを売るときに、 お寺でもお守りを買ったけど神社でも買って大丈夫か心配される参拝客に…

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bilingualやtrilingualの日本語教育と論理的思考

北米で子育てをしている皆さん、 お子さんの日本語教育ってどうしていますか? うちは、夫が台湾出身なので、普段は彼がマンダリン、 私は日本語で子どもと話しています。 私と夫の間では基本は日本語ですが、 ゲストや親戚が来るときだけ 彼らの言語に合わせて日本語、英語、中国語で話します。 子供が学校に上がる前は英語の心配をしていましたが、 上の子はGrade2になり、英語交じりで日本語を話すようになり、 (”ルー大柴”状態なわけですね) 今ではその訂正をさせるのに忙しいです。 台湾出身で日本で活躍されている金美齢さんは、 ご自身は中国語も話されますが、お子さんには日本語しか教えてこなかったそうです。 多言語を操っても、ひとつの言語さえまともに話せないようでは…

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座っておしっこは小さな敗北かそれとも

この間、東京暇人っていう番組を見たんです。 池松壮亮がゲストで出ていたからなんですけど(照)。 いやはや、池松壮亮はとても良かったんですが、 実は、この番組のインタビュアである天野君の言葉が、 いちばん、わたしの中に残りました。 「今、座っておしっこしてる」 なんでしょ?と思うでしょう? (すみません、レシピのブログなのに、こんなタイトルで) それはこんな会話からなんです。 天野君が池松君に、 どんなタイプの女性が好きか、という話をふったときの話です。 彼は、世話焼きの女性がよくて、 自分では家のことを何もやるつもりない、と答えたんですね。 そこで天野君が…

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娘の日曜レストラン

娘が3才~4才の頃に、子供用のナイフを買い与えました。 キッチンで料理をする私に、 小さい頃から興味津々でしたので、 ナイフを手にしたときは、ぶんぶん振り回して喜んでいました。 幸い子供用ナイフの先はまーるく設計されていて 流血沙汰にならなくて良かったです。 こういう事態に備えての設計なのですね、さすがです。 まあまあ、娘はナイフと言うよりも何よりも、 キッチンで一緒に作業をする、お手伝いができる、 ということが嬉しくて仕方がなかったようです。 カレーの玉ねぎをあめ色になるまで炒める作業なんかは、 飽きないのかな、とこちらが心配になるまでやってくれました。 今年7才になった娘ですが、 やはりキッチンで何かをするのが好きです。…

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息子の登園拒否

4才の息子が今年から幼稚園に行き始め、 私も自由な時間ができました。 登園初日は心配して気が気じゃなかったのに、 一日で慣れてくれて、 週末も幼稚園に行きたいというほどでした。 ところが、幼稚園が始まって2ヶ月ほど経った10月から、 息子の瞬きの回数が増えていることに気づきました。 また、お迎えに行くと、 唇のすぐ下に唇をかみ締めた歯形が残っており、 そこから出血しているときもありました。 「大丈夫?幼稚園楽しい? 疲れちゃったら、休んでもいいんだよ。」 というと、 「うーん、、でも、幼稚園いく。がんばるもん」…

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