善哉とあんこ餅

カナダの我が家のお正月は、御節をいただく代わりに、
とにかく餅ばっかり食べてます。
餅のベストマッチといえば、あんこですよね~。

スーパーにいけば、ぎうぎうに袋詰めにされた餡子が
売っていますが、こつさえ掴めば
簡単に自分で作れてしまいます。
実際、保存剤や添加物のことを考えると、自分で作ったほうが健康的でもありますね。

わたしはだいたいこんな作り方をしています。
(すみません、私より上手に説明されている頁をご紹介するほうがいいと思いますので)
http://www.sirogohan.com/recipe/zenzai/

ただし、うちは圧力鍋を使うので、渋抜き後もう一度沸騰させて、
よく灰汁を取った後蓋をし、15分程に火かけるのみです。
蓋は自然放置、最後に砂糖と塩をいれる、という手順です。

ポイントは、
1.小豆を一晩浸水させておくこと。
(このレシピでは、豆を浸水しなくていい、と書いてありますが、
個人的にはした方がふっくら仕上がると思います)
2.渋抜きをすること。(わたしは一回です)
3.灰汁をきちんととること。
4.砂糖は最後にいれること。

このあたりを守れば、美味しく出来上がりますよね。
水分を飛ばせば、あんこになりますよ。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

あとは、あれですね、相棒の餅。
日系のスーパーに行けば買えなくもないですが、何と言ってもお高い!!!
うちはかれこれ10年近くなりますが、もち米から餅を作っています。
パン焼きの捏ね機能か、スタンドミキサーを使っています。

いくつかポイントがあるんですが、一番大事なのは浸水ですかね。

1.浸水
米を研いだ後、たっぷりの水で餅の浸水時間を長くとり、米に十分に水を吸わせる。
注意!)必ず一晩以上は浸水させましょう。浸水時間が短いと、芯が残ります。

2.火の通し方
もち米は、できれば蒸す。強火で一時間。
蒸し器がない人は

【炊飯器の場合】
→ おこわ炊きの機能を使います。水の量はもち米の8割弱。
おこわという線までか、若干低めの位置まで水を入れます。
(一合につき145mlくらいの水量で)
但し、このままでは少々軟らかめの仕上がりになるので
炊き上がった後は混ぜて水分を飛ばしたほうがいいと思います。

【圧力鍋の場合】
→ 圧力鍋で蒸す場合は時短になりますし、芯も残りません。
鍋の中に低めの蒸し台を作り、そこに容器をセットして水分を切った米を入れる。
一合につき100ml~150mlほどの水を入れ、
シュンシュンと回り始めたら10分間、中火で加圧して自然放置。
蓋を開くと水は残っている状態です。

注意!)圧力鍋で蒸すのではなく炊いたことがありますが、
(一合につき100ml、5分加圧自然放置)、底の部分が焦げる可能性があります。
餅は出来上がりますが、焦げた部分は取り除かないと食感が悪くなります。
恐らく、水分量や火力など調整したらいいと思うのですが、これは今後の課題にしたいと思います。

↓これは圧力鍋で蒸しあがったもち米

3.こね方
蒸しあがったらすぐに捏ねる。(ほんとはうすと杵でぺったらぺったらやりたいものですが。。。)
スタンドミキサーでも、パン焼き器の捏ね機能や餅つき機能だけ使っても大丈夫です。
10分ほどでいい感じになります。様子をみて、滑らかになったらOKです。


4.成型または、容器に入れて保存。
片栗粉で餅とり粉の代用しますが、私は炒ってから使っています。
生だと、なんとなく嫌なので。
その場でまるめてあんこをつけて口に放り込んでください。もう最高です。
容器にいれて冷蔵保存したら数日持ちますので、切り餅にしてもいいです。

一度にたくさん作って、切り分けるところまでしてから冷凍保存すると、楽です!

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